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2025.11.20 食事/知識

冬に太りやすくなる理由とは?—メカニズムから見る冬太り予防

 

寒くなると「食欲が止まらない」「体重が増えやすい」と感じませんか?
実は冬太りは“気のせい”ではなく、体の仕組みが深く関わっています。
今回は、冬に太りやすくなる理由を科学的な視点から解説し、今日からできる予防策をまとめました。

 

 

なぜ冬は太りやすいの?(科学的な理由)

冬に太りやすくなるのは、単なる「食べすぎ」だけではありません。
いくつかの身体的・環境的要因が組み合わさって起こります。

  • 基礎代謝の“錯覚”:冬は代謝が上がると言われるが、実際は活動量低下のほうが大きい
  • 日照時間減少:セロトニン低下 → 甘い物・炭水化物の欲求が増える
  • 寒さによる血行不良:冷えた体は燃焼効率が低下
  • 体温維持のために食欲↑:脳が「エネルギーを蓄えよう」と指令を出す

食欲ホルモンが変化する理由

冬は、食欲を調整するホルモンにも変化が起こります。

  • セロトニン低下:日照不足で機嫌が下がり甘い物が欲しくなる
  • レプチン(満腹ホルモン)低下:寒さとストレスで働きが鈍る
  • グレリン(食欲ホルモン)上昇:体温を上げるために“食べろ”と指示

つまり冬は、脳の仕組み的にも「お腹がすきやすい状態」になりやすいのです。

冬太りを加速させる生活習慣

  • 運動量の低下(外に出たくなくなる)
  • 温かい炭水化物の増加(鍋・麺・丼もの)
  • 忘年会・飲酒機会の増加
  • 睡眠リズムの乱れ
  • 入浴習慣の減少(シャワーのみ)

これらが重なると、エネルギー過多になり「冬太りスパイラル」に突入します。

冬太りを防ぐ具体的な方法

1. 「食べる順番」を変える

野菜 → たんぱく質 → 炭水化物の順にすると血糖値が急上昇しにくい。

2. 毎日10分のウォーキング

寒い季節ほど歩くことで血流が上がり、代謝が安定します。

3. 湯船につかる(シャワーだけはNG)

深部体温が上がることで「燃焼モード」に入りやすくなります。

4. たんぱく質をしっかり摂る

肉・魚・卵・大豆製品は冬太り防止の要です。

5. 甘いものは“午後”にまわす

夜に甘いものを食べると体脂肪がつきやすくなります。

6. 部屋の温度を適切に保つ

寒すぎると食欲過多になるため、室温は18〜20℃に。

まとめ

冬太りは“体が勝手に太ろうとする季節性の仕組み”が背景にあります。

食欲ホルモンの変化・運動量低下・寒さ・日照不足が組み合わさり太りやすい状態に。
しかし、小さな習慣を整えるだけで十分に予防できます。

この冬は、体の仕組みを味方につけて健康的に過ごしましょう。

 

 

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