朝の食欲不振とは?
起きたばかりで食べ物を受け付けない、食べる気が起きない…。そんな朝の食欲不振は、体のリズムや内臓の働きのサインかもしれません。
原因① 自律神経の乱れ
寝起き直後は副交感神経から交感神経へ切り替わる時間帯。このバランスが乱れていると、胃腸の働きが鈍くなり、食欲がわかなくなります。
特にストレスや不規則な生活で、自律神経が乱れている人は注意が必要です。
原因② 睡眠の質の低下
睡眠が浅かったり、寝る直前までスマホやPCを見ていた場合、朝に消化器系がうまく目覚めないことがあります。
寝不足が続くと、朝に空腹を感じる機能そのものが弱まっていきます。
原因③ 夏バテ・胃腸の冷え
夏場は冷たい飲み物やエアコンの影響で胃腸が冷え、朝に消化活動が低下することがあります。
また、夏バテによる全身の倦怠感や水分過多も、朝の食欲に影響します。
朝食をとるメリット
- 体温が上がり、代謝がスムーズに
- 脳のエネルギー補給で集中力アップ
- 1日の血糖値の乱れを抑えられる
- 腸のぜん動運動が活発に
食べられない時の対処法
- まずは温かいスープや具なしみそ汁だけでもOK
- 前夜の夕食を軽めにするのもひとつの工夫
- 決まった時間に起き、朝日を浴びることでリズムを整える
- 果物やヨーグルトなど消化の良いものから始めてみる
まとめ
朝食がとれないのは、単なる“食欲”の問題ではなく、生活リズムや内臓の状態のサインです。
「無理に食べる」よりも「まずはリズムを整えること」から始めましょう。