朝ごはんを抜くとどうなる?
「朝食を抜くと痩せる」と思っていませんか? 実はその逆で、代謝が落ちたり、1日の血糖値が乱れたりして、太りやすい体質になることもあります。
太る原因① 血糖値の乱れ
朝食を抜くと、昼食後に急激に血糖値が上昇しやすくなります。これによりインスリンが大量に分泌され、脂肪を溜め込みやすくなると言われています。
太る原因② 空腹によるドカ食い
朝を抜くと、昼に強い空腹感を感じて暴食しがちです。さらに、1日の総カロリーは減っていないのに、血糖と脂肪の吸収効率だけが上がるため、太りやすい構造になります。
朝食のメリット
- 体温と代謝が上がり、1日の消費エネルギーが増える
- 脳のエネルギー補給により集中力UP
- 血糖値が安定し、間食や過食を防げる
- 腸内活動が活発になり、お通じも改善されやすい
食べられない人の対処法
- スープや温かい飲み物だけでもOK
- ヨーグルトやバナナなど軽めのものからスタート
- 夕食を控えめにすることで翌朝の空腹感が出やすくなる
- 朝起きたらまずコップ1杯の常温水を飲む
まとめ
朝ごはんを抜くことは、かえって脂肪をためやすく、代謝を落とす原因になります。
「朝は忙しい・食欲がない」という人も、できることから少しずつ始めてみてください。