なぜ気づかない?水分不足の落とし穴
のどが渇いたと感じた時には、すでに体内の水分が足りていない状態にあると言われています。特に気温が上がる春〜初夏は、知らない間に「隠れ脱水」に陥っている人も少なくありません。
水分不足のサインとは?
- 口の中がネバつく
- 尿の色が濃い・回数が減る
- 頭痛や集中力の低下
- 便秘・肌の乾燥
- 足がつりやすくなる
これらは軽度の脱水によって引き起こされるサインです。気づかずに放っておくと、熱中症や血圧低下にもつながる可能性があります。
1日に必要な水分量はどれくらい?
成人が1日に必要とする水分量は、約2.5リットル。そのうち1.2〜1.5リットルは、意識して飲料から摂る必要があります。
食事や体内で生成される水分もありますが、気温・運動量によって必要量は変動します。汗をかきやすい時期は、特に意識的に水分を補いましょう。
正しい水分補給のタイミングとコツ
- 起床後すぐにコップ1杯の水
- 食事の前後に補給
- 入浴前後・運動後には多めに
- 常温の水か白湯が体に優しい
- 一気飲みよりもこまめな摂取が◎
カフェインやアルコールは利尿作用があり、逆に水分を失いやすくなるため注意が必要です。
まとめ
水分は、私たちの体の約60%を占める大切な要素。
だるさや頭痛の原因が、実は「水分不足」だった…というケースも少なくありません。
気温が上がるこれからの季節、こまめな水分補給を意識して、健康的に過ごしていきましょう。