朝の疲れが取れない人が増えている
「寝ても疲れが取れない」「朝から体が重い」と感じる人が、ここ数年で急増しています。特に梅雨〜夏にかけては、気圧や湿度、自律神経の乱れも影響しやすく、目覚めた瞬間からだるさを感じることが多くなります。
睡眠の「量」より「質」が重要
7時間寝ても疲れが残る一方で、6時間でもスッキリ起きられる日がある…。この違いを生むのが「睡眠の質」です。
深いノンレム睡眠がしっかりとれているかどうかが、回復に大きく関わってきます。寝る前のスマホ、食事、入浴タイミングが影響します。
原因① 自律神経の乱れ
寝ても休まらない原因の1つが交感神経と副交感神経の切り替えの不調です。寝る直前まで脳が覚醒していたり、ストレスが強い状態だと、副交感神経(リラックスモード)にうまく移行できません。
寝る前に読書を入れたり、ストレッチを入れるなど就寝前の習慣を見直してみるのも、効果的です。
原因② 深い睡眠がとれていない
睡眠中に成長ホルモンが分泌されるのは、最初のノンレム睡眠のタイミング。この時間帯にしっかり眠れていないと、疲労回復が不十分になります。
冷房による冷えや、お酒・カフェインの摂取なども、睡眠の質を下げる原因に。
疲れを取るための生活習慣5選
- 寝る90分前に入浴(38〜40℃で15分)
- 寝る1時間前からスマホやTVはオフ
- 寝る前に白湯やハーブティーを飲む
- 起床後すぐに朝日を浴びる
- 毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きる
特に朝日を浴びることは、体内時計をリセットし、自律神経の安定にもつながります。
まとめ
「寝たはずなのに疲れが取れない…」と感じるときは、生活リズムや眠る環境を見直すサインです。
睡眠の質は、体力・集中力・免疫力すべてに関わります。自分に合った睡眠ルーティンを見つけ、心も体も整えていきましょう。