「喉が痛い」「なんとなく体が重い」と感じ始める人も増えてきます。
冬の風邪や体調不良を防ぐには、毎日の習慣を少し整えることがとても効果的です。
なぜ11月〜冬は風邪が増えるの?
風邪が増える理由は大きく4つあります。
- 乾燥によるウイルスの活動活発化
- 気温低下で免疫細胞の働きが鈍る
- 日照時間減少で体内リズムが乱れ、免疫低下
- 暖房でのど・鼻の粘膜が乾燥しやすい
この“乾燥+冷え+自律神経の乱れ”が重なることで、体が弱りやすくなります。
冬に風邪を引かないための生活習慣
1. 朝日を浴びて免疫のスイッチを入れる
朝の光を浴びることで体内時計が整い、自律神経と免疫機能が安定します。
2. 軽い運動で血流を良くする
風邪予防には「激しい運動」よりウォーキングやストレッチが効果的。
3. 湯船につかる「温活」習慣
深部体温が上がると白血球の活動が活発になり、免疫が上がります。
4. 帰宅後すぐの「うがい・手洗い」
外から持ち帰るウイルスを“家に入れない”ことが一番の防御です。
免疫力を高める食べ物
- ビタミンC:柑橘類・パプリカ・キウイ
- ビタミンD:鮭・サバ・きのこ類
- 発酵食品:味噌・納豆・ヨーグルト(腸内環境=免疫)
- たんぱく質:肉・魚・卵・大豆製品
- しょうが・にんにく:体を温める食材
免疫細胞の70%は腸で作られるため、腸活は免疫ケアそのものです。
乾燥対策で喉を守る
- 加湿器で湿度40〜60%を維持
- 寝室に濡れタオルやコップの水を置く
- 水分補給をこまめに(冷たい飲み物は控えめ)
- のど飴・はちみつ・生姜湯で保湿
- 外出時はマスクで乾燥を防ぐ
特に夜の乾燥は喉の不調を招きやすいため、寝室の湿度管理が大切です。
睡眠が免疫を支えている
睡眠不足が続くと免疫細胞が働きにくくなります。
- 就寝・起床時間を揃える
- 寝る90分前に入浴を済ませる
- 寝室は18〜20℃・湿度50%前後を維持
- スマホは就寝1時間前にオフ
質の良い睡眠は「最強の免疫対策」です。
まとめ
風邪を引かないためには、特別なことよりも毎日の小さな習慣の積み重ねが重要。
温活・腸活・乾燥対策・睡眠改善の4つを意識するだけで免疫力はしっかり高まります。
11月の今から準備すれば、冬を元気に乗り越えられます。


