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2025.10.10 食事/知識

秋の眠気の原因は?—季節の変わり目に眠くなる理由と対策

「秋になるとやたら眠い」「仕事中にぼーっとする」。それ、日照時間の短縮・気温差・自律神経の乱れが重なった“季節性の眠気”かもしれません。

なぜ秋は眠くなる?主な原因

1. 日照時間の短縮でメラトニン増

秋は朝夕の光が弱まり、体内時計を同調させる朝の光刺激が不足しがち。結果としてメラトニン分泌リズムが後ろ倒しになり、朝の眠気・午前のだるさが増えます。

2. 気温差&気圧変動で自律神経が疲労

昼夜の寒暖差や低気圧の通過が増える時期。交感神経と副交感神経の切替が忙しくなり、眠気・倦怠感・頭重感を感じやすくなります。

3. 夏の睡眠負債の“ツケ”

夏の寝苦しさや不規則な生活の影響が残り、累積した睡眠不足(睡眠負債)が秋に表面化することも。

4. 食習慣の変化と血糖値の乱高下

「食欲の秋」で炭水化物・甘味が増えると、食後の血糖値スパイク→反動低下で強い眠気が出やすくなります。

要注意サイン(病院受診の目安)

  • 日中の強い眠気で居眠り運転・転倒リスクがある
  • いびき・無呼吸を指摘された/朝の頭痛・口渇が続く
  • 抑うつ気分が2週間以上続く/興味や意欲の低下が顕著
  • 体重変動・動悸・むくみ・貧血症状(立ちくらみ等)がある

思い当たる場合は睡眠外来・耳鼻科・内科などで相談を。

今日からできる対策(行動チェックリスト)

朝(起床〜午前)

  • 起床直後にカーテン全開:屋外光を2,000〜10,000lx目標(ベランダOK)
  • 白湯+軽いストレッチ:自律神経をスムーズに切替
  • たんぱく質の朝食:卵・納豆・ヨーグルト等で覚醒を後押し

昼(仕事・学習中)

  • 食後ウォーク10〜15分:血糖値の乱高下を抑える
  • パワーナップ20分以内:14:30まで、コーヒー併用可
  • 水分+電解質:だるさの裏に隠れ脱水が多い

夜(就寝前90分〜)

  • 入浴は38〜40℃で10–15分:入眠前に深部体温をゆるやかに下降
  • 照明は電球色・低照度:ブルーライトは1時間前にカット
  • 就寝・起床は毎日同時刻:休日の寝だめは±1時間以内

環境設定(通年)

  • 寝室18〜20℃/湿度40〜60%目安
  • 枕は「仰向けで気道が保てる高さ」
  • アルコールは就寝3時間前まで・カフェインは14時まで

おすすめ1日のルーティン

時間 行動 ねらい
7:00 起床→朝日浴び5〜10分→白湯→ストレッチ 体内時計のリセット/交感神経のスムーズな立ち上げ
7:30 高たんぱく朝食(卵・納豆+全粒穀物) 覚醒維持・血糖安定
12:30 昼食→10〜15分歩く 食後の眠気対策
14:00 パワーナップ(最大20分) 午後の集中力回復
21:30 入浴→ストレッチ→デジタル断ち 副交感神経優位へ移行
23:00 就寝(毎日同時刻) 体内時計の固定

眠気を左右する食事&飲み物

おすすめ

  • 低GI主食:玄米・雑穀・全粒粉
  • たんぱく質:魚・鶏むね・卵・大豆
  • トリプトファン+B群:バナナ・納豆・チーズ
  • 水+電解質:麦茶・経口補水液(状況に応じて)

控えたいもの(特に夜)

  • 高糖質+高脂質のドカ食い(血糖乱高下)
  • カフェインの遅い時間帯摂取(半減期に注意)
  • アルコールの寝酒(中途覚醒・深睡眠低下)

 

よくある質問

Q. どれくらい朝日を浴びれば効果がありますか?

目安は5〜15分。屋外に出られない日は窓辺でもOK。毎日同じ時間帯が理想です。

Q. 昼寝は何分まで?いつまで?

20分以内・14:30まで。それ以上は夜の睡眠圧を下げてしまいます。

Q. それでも眠気が強い場合は?

いびき・無呼吸、強い日中の眠気、抑うつ徴候があるなら受診を。貧血・甲状腺・睡眠時無呼吸などの可能性も評価しましょう。

まとめ

秋の眠気は、光不足・気温差・自律神経の乱れ・食事と血糖の波が重なることで起こりやすくなります。
朝日・規則睡眠・軽運動・食後ウォーク・環境調整の5本柱で、今日から整えていきましょう。

 

 

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